文化的なせいかつ 映画がみたい
今週のお題「新しく始めたいこと」
稲田さん、めっちゃオモロいです。
最近、ニュースが面白いってか笑うしかないレベルです。
そんなニュースに振り回されて独りフフフと笑っているのを辞めて、いまある文化的なせいかつをしたいと思ってます。
何が文化的なのかは個人それぞれなんすけど、とりあえず今日は犬の散歩と公共料金の支払い、食料の買い出しをしてきました。
わぉ、これぞ文化的なせいかつ。
今日はサバが半額でした。
塩っ気があるものが食いたい、肉を喰らいたい。
余った骨は犬にあげよう。
そんで好きな映画でもみよう。
ふと思いつく見たい映画が仁義なき戦いなのでなんだか相変わらずなのでした。
タイトルから敬遠なさる方もおられますが、ゴッドファーザーみるならこちらの方が話の複雑さはこちらの方が凄いっす。
日本語だし。
もうドロドロの人間模様しかなくその場その場で善悪も何もない。
誰にも感情移入出来ないというか、誰にもなりたくねえ。
単なるギャング、ヤクザ、任侠映画でなくて全員が自分の利のために動くわけです。
そーなると仁義とかなくなるわけでして、タイトル通りの仁義なき戦い。
一応、主人公らしき人をブン太さんがやってるんですが、まあその主人公すらたまに、いやちょくちょく仁義外してきます。
そんでもって東映のスターシステムがまた厄介でして、死んだはずの梅宮たっつぁんが次回作では違う役やってたりと色々こんがらがる。
てか生き残り率はロクでもない奴が生きてるので見てて嫌な奴はずっとスクリーンにいるという。
これ普通にリアルにあるある話じゃんっていう仕事、学校など人間がいる場所なら起こりうるトラブルをヤクザバージョンで繰り広げるという映画です。
ヒューマンコメディというと語弊があるけど、まあ笑えたりするシーンもあったりしますし、話の展開が明るいところからどんよりしてく様が素晴らしいです。
また撮り方もいい!
通りが通らない、上や仲間?なのかもあんまし役立たない、そんな社会で生きてゆくのに見ても損はない、人間模様疲れたぜって時にこれ見て、あーあるあるってなる映画。
派手な映画だと思われがちですが、基本的にずーっと人間関係の話なんでドンパチも少ないです。
てかドンパチなる時にあーようやくかぁって一種の安堵感さえあります。
あとなにより善悪が考えてみると誰にもないっていうゴッドファーザーとの決定的な違いがすげー面白いところだと思います。
※ゴッドファーザーも面白いです
てか新しくしたいことなのにただの映画レビューになってしまいました。
是非とも普通に生きてしがらみある生活を送る人こそ、仁義なき戦いシリーズ見て欲しいです。
自分は少なからず、この映画でなんとかサラリーマン時代を乗り越えました笑