ミニマリストだったころ
はてなというかネット界隈でミニマリストな生活が流行ってるようです。
そんなわたくしがミニマリストだったころの話。
ちょっとしたことから家自体なくしてしまい究極のミニマリスト、路上生活をしておりました。
シンプルライフの極致でギターとリュック一つで公園やたまに友達んちに寝泊まり。
雨が降れば右往左往、飯はコンビニという、いち早く職をみつけてこの生活からの脱出を願っておりました。
病むを通り越してぼんやりと小雨の中、外でギターを抱えていると自分は何やってんだかと思うばかり。
この状況、カッコよくいえばホーボー、ブルーズメン、ビートニク、ヒッピー。
そして友達のお母さんが作る料理は有難く、残す事自体がもう有り得なく感じて菜食主義など頭に浮かびませんでした。好き嫌い厳禁、食べれる事に誠に感謝。
ミニマリズムの境地でした。
なんやかんや金を貯めて半年くらいでホームレスから脱出し、部屋を借りた時の感動はひとしお。
なんもない部屋だけど雨風しのげるだけで幸せ。
水はでるはガスもある、電気もある、風呂も入れるいちいち発見があった。
そこから家具を貰ったり、買い足したりしたらミニマムな生活からは程遠くなった。
断捨離やら出来るのは元からモノに溢れた生活だから選択できる事であってゼロからだと必要なものが勝手に見えるというか見せつけられる。
というかこれは極端な話ですね。
いやはや助けてくれた人たちに感謝。
最近、スピーカーをもらってさらに部屋が狭くなったけど、もうシンプルライフはこりごり。
- 作者: ジャック・ケルアック,福田実
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 1983/02/04
- メディア: 文庫
- 購入: 8人 クリック: 92回
- この商品を含むブログ (79件) を見る