考えない葦

日々のメモ

幻影を追いかけて

今週のお題「私のアイドル」

 

今の年齢の半分くらいに自分のアイドルと言えるような人たちを雑誌で知ってそれを狂ったようにターンテーブルにレコードを回して同じように時計の針も動いていった。

 

人は夢を見る生き物。

夢から醒めずに夢を見続けていたら気づいた時には現実となっていた。

 

まるで白亜紀の恐竜が目の前で地球のへその楽屋の円卓を囲んで笑いの絶えない話の中に自分もいた。

 

ただ良い夢ばかりでもなく、悲しい夢も希望見るだろう。

 

ぼくはずっと事あるごとに付いて回っていた。

そしていつでも笑って連れ回してくれた。

お互い帰れない時もあったりと笑

 

でもついていけない所に行くこともあるってのは突然やってくる。

 

夜中、急に泣きながら起きるとさっきまで彼らと一緒にいた事ともう会えないという現実を突きつけられる。

 

あの歌もギターも聴けなくて馬鹿げた話もトイレに閉じこもる事ももうないのだ。

 

ただ血や精神として受け継いだ事は計り知れない。

 

そしてぼくの魂の中では永遠に生き続けるだろう。

 

二人ともそっくりだった。

向こうに行ってロケハンしてコソコソしてるぼくを見つけたらカツアゲしてください。

 

勘が良いからすぐ見つけられちゃうんだろうな。